小野二郎さんは今日も元気で江戸前鮨を握ってくれる
昨日の大雨と台風の接近で気圧の変化が激しい…
特に雷が激しく鳴り響く日には心臓にペースメーカーを埋め込んでいる二郎さんには天敵だ。
昨日、ご本人はいつものように仕事をするつもりで自宅で支度をしていたはず…
しかし、昨日の激しい雷と豪雨と強風で途端に元気をなくしてしまった親父さん…
今日の空は暑く晴れ渡っている。
またいつものように元気で軽快なリズムで今日もつけ台の前に立ち、淡々と握ってくれている。
この秋には御歳98歳となり、大正、昭和、平成、令和と続く時代をいくつもの荒波を乗り越えて今日も大好きな仕事をこなしておられる。
まさに国の宝、日本の宝、世界の宝、鮨職人の鏡 …
『鮨の神様』と海外では呼ばれている。
その『鮨の神様』に対して私は八百万の神様や慈悲深い御仏様にいつもこう念じている。
《どうか神様、仏様、小野二郎さんがいついつまでも健康で、お元気な姿でで仕事をされて、そして長生きされますよう御護り下さい!》と私は毎日祈っている。
世界中の人たちが美味しいと頷き、笑顔で帰られる後姿をお店の入り口前に立ち、いつも頭を下げてお客様を見送られる。
そのお姿は神々しく、眩しく、体の後ろには燦然と光りが輝いて見える。
こんな偉大な人の握っている姿を真近にいつも拝見出来て幸せだと思う…
ありがとうございます!
感謝!感謝!感謝!