鮨 さいとう 夏の鮨種
相変わらず、予約至難の『鮨 さいとう』さんです。
隣の一番弟子の沼尾りゅうすけさんの席も昼から満席!
今年一杯はもう本当に予約出来る席がないという…
そんな中で今年数回、貸切での『鮨さいとう』での昼餐会を催し今日は参加させていただいた…
『鮨は冬が美味しい』と思われているけれど、夏の鮨種が沢山あって私は夏の鮨の方が大好きです。
今回はその夏の鮨種を存分に楽しまさせて頂いた。
まずは、『新子(しんこ)』がまだあったこと…
コハダ、コノシロの稚魚なので、新子は2枚づけ、せいぜい3枚以上でなければ旨しくない。
さいとうさんでは2枚づけして握っている。
それから『新イカ』に出会えたこと…スミイカの赤ちゃん。大きさが4〜5㎝なので一貫に1匹。
食感がよくて、パツッンと切れるように弾け、酢飯が合わさると極めてリズミカルな噛み心地…
この鮨種に今日出会えただけでも幸せだった。
貝類が一貫もなかったのが残念でしたが、つまみも本当に美味しく、期待の江戸前握りの酢飯はキチンと圧力をかけて握っていても口に入れるとハラハラとほどける食感…
店主、齋藤孝司さんの的確な切りつけ、美しい握りそして屈託のない笑顔と楽しい話に「鮨はさいとうじゃなきゃ」って言う常連ファンがとっても多い。
そして、今年も恐縮ながらいただたお中元は『丸山海苔』の初摘み旬海苔、これがまた熱々のご飯に合って美味しいぃ!
また、お伺いします…
ありがとうございます。
感謝!感謝!感謝!