五山の送り火 これで京の夏は終わります
ご先祖をお盆に、『あの世からお迎えし、再びあの世へ送り返す』時に、京の都では暗いあの世への戻り道を無事に戻れるように、夜空に火を焚いて明るく照らしたのが『大文字の送り火』。
決して『大文字焼き』と言わず『大文字の送り火』『五山の送り火』と言って欲しいと特に年配の京都人は言います。(鉄板焼きやお好み焼きやないんやからね…と)
昨夜、五山が全部見える青蓮院の飛地境内にある展望台から拝観させていただいた。
①東山の如意ヶ嶽に「大」
②松ヶ崎の西山に「妙」、東山に「法」
③西賀茂船山に「船形」
④衣笠大北山に「左大文字」
⑤北嵯峨曼荼羅山に「鳥居形」
東山から20:00〜から5分おきに順番に西に向かって点火され西方極楽浄土への道すがらを照らしてくれる…
ご先祖さん…
また、あの世に戻られて、衣食住が満ち足りて幸せに暮らして下さいね。そして、我々子孫をお護り下さいね、ってお祈りしながら送り火を見つめていました…
ありがとう、感謝です ご先祖さん…