〜『真味只是淡』中華料理の最高峰 《茶禅華》の川田智也シェフのお料理は益々進化し続けている〜
淡い味付けが真の味、あっさりした味が長続きする、本当の味はただ淡白な味である、本物の味は水や空気のように薄味である…
これは中国古典、明の時代の随筆『菜根譚』の中にある一節。
本日の献立のスタートは「杏仁豆腐」…全く甘くない豆腐そのもののの味が際立つ
(このお店の献立は4文字の漢字で表現されている)
胃を温めてこれからお料理を迎いいれる準備をする…
次は一転して、このお店のスペシャリテの強い味付けの「紹興酒漬けにした牡丹海老」はこの出す時間に合わせて最高到達点で出される。
3番目は「春巻き」で皮がパリパリ,中はしっとりと噛んでいくと春らしい蛤の香り,そして最後にふきのとうの味が滲み出てくる…
こんな風に濃淡の味の落差、温かい冷たいの温度差、甘味や酸味でリセットしたり、見た目の辛さより香りを楽しむ,こんな工夫が至る所になされている。
川田シェフWORLDに浸って、遊ばせて貰って、ちょいっと疲れたなぁと思いきや最後にホッとする超薄味のラーメンが出て来る…
デザートも3種、
完璧なお料理でした。
今宵も美味しくいただきました
感謝!









