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〜京都 日本料理「未在」の茶懐石料理 端午の節句の五月も素晴らしかった!学び多きひと時〜

今週も先週に引き続き、上洛し1年以上待たないと取れない超予約困難店「日本料理 未在」を再訪した。

毎回、訪問するたびに花や軸、置物など設えが素晴らしく、今月はさりげなく柿右衛門12代と14代の花瓶、馬の工芸品や桂や葵も飾られている。

まるで美術館の中で国宝級の工芸品のお椀やお皿でいただいているよう…

スタートは島根県産の米を炊いた一文字ご飯に、天草産の超高価な春松茸を添えた前椀から。

茶懐石の作法を知らない者として教えていただいたことは、大きい方の飯椀の蓋の上に小さな吸い物椀の蓋を重ね合わせ、盆の右脇に置くとのこと。

亭主の石原仁司さんの発生、菖蒲酒でみんなで乾杯してから、それから「向付」に箸を付ける。

向付は桂の葉の下に葵を描いたお皿にさつき豆胡麻白和え、入り豆、近江の赤蒟蒻などと小皿に花山椒の炊いたもの…

ここから怒涛のお料理の数々。

お造り、煮物、口直し、お肉、揚げ物、筍の昆布焼き、強肴、八寸、湯漬け、香のもの、菓子、抹茶、果物2種類、シャーベット…

今夜のハイライトは《筍のこぶ焼き…》

京都山城産で朝採りの筍なんですが、灰汁抜きをしない調理法の直煮(じきに)で昆布と一緒に焼いたもの。

丸干し大根の炊いたのが添えられています。(これは許可を得て写真撮影させていただきました)

もう、満腹!お腹の僅かな隙間さえにも収まり入りきれない…

本来の茶懐石は質素な料理なんですが、未在さんは日本料理店で、ミシュラン3星を獲得し続けている。

なので質素にまとめるわけにはいかないとのこと…

また、季節を変えて訪問させていただきたいです。

ありがとうございます!

感謝!

あく抜きをしないで食べれる巨大な筍
もうこれが最後で来週には手に入らないと言う…

相変わらず淡々とした笑顔で記念撮影
後ろの床の軸や置物も先週と変わっていた…

今夜の茶懐石お任せ料理の舞台のカウンター席

亭主の石原仁司さんが一人一人にお抹茶をたてて下さる

円山公園にひっそり佇む一軒家の未在

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