〜京都の広東料理 祇園新橋たもとの「竹香」は上品で優しくあっさりした味で美味しい〜
創業1966年、広東料理の老舗『芙蓉園』で修業した初代が独立。
土地柄、祇園町の芸舞妓や、お茶屋関係者御用達の人気店となりました。
古い友人から教えていただいた京都の町中華のお店。その彼女のお母さんの時代からずっと贔屓にされていたと言う祇園の花街に近い「竹香(たけか)」さんを今回も訪れた。
ここのスペシャリテで「甘酢団子」「春巻き」「レタス包み」「やきめし」など、何を注文しても… 本当に美味しい!
「あんかけ」「かしわ(鶏肉)」「たまご」をよく使う…
この背景には神さんや仏さんが人々の日常生活に浸透して、【にんにく】【ニラ】【ねぎ】【しょうが】といった匂いの強いのを避けている。
なので、色街の芸舞妓さんでも匂いを気にせずに食べれるのが京都の町中華…
さらに【豚】【牛】などより「鶏」を町中華では好む食材の傾向がある。
「竹香」では、とろりと艶めく澄んだ「すぶた」や「甘酢団子」に、タケノコやシイタケなどぎっしりの具を卵入りの皮で巻いた「はるまき」など優しい味で上品であっさりした味は本当に美味しい!
でも2階の宴席のコース料理以外は予約ができず、こうしたアラカルトを頼む時はいつも地元の人たちで満席でお店の前で名前を書いて順番を待つことが多い…
この待つ時間も楽しい…
京都に来たら京料理やおばんさい料理など以外に是非、中華を味わって欲しいと思う。
トロリと糸を引く「肉団子甘酢」最高!
たけのこ、しいたけがビッシリ詰まった春巻き
定番の焼きめし… たくわんが関西独自かな?
レタス包み、ピリ辛で美味しい!
いつも満席で混んでる時は外まで並んで待つことになる。
箸を横に置いてお料理の来るのを待つ…