〜風情ある雨の二月堂 修二会のお松明(おたいまつ)と良弁椿の和菓子〜
奈良に春の訪れを告げると言われる東大寺の修二会(しゅにえ)の法要、お水取りが始まっています。
大仏開眼と同じ752年から途切れることなく続き、1273回目を迎える伝統行事。
今年も雨に濡れながらも、昼、夜と東大寺の二月堂を参観させていただいた。
そして、この時期にしか味わえない鮮やかな姿の生菓子「良弁椿」を楽しみにしていた。
「鶴屋徳満」製の『開山 良弁椿』は色々と他のも食べたけれど、花芯の黄味あんが口中でシュッと高速に溶けてゆく絶品の味わい。
しかも、甘さが抑えられて上品…
箱も包装紙も可憐で素敵なデザインで一番好きなお味…
お菓子の名前にある良弁(ろうべん)とは僧侶の名前。
東大寺の初代別当(住職)で、その像が安置されている開山堂(非公開)の前にある椿が糊こぼしであることが由来となっている。
今はライブでニコニコ動画でも観れるので是非、期間中(〜3/14まで)19時前後頃の様子を観て下さい。
寒い中、一日中解説してくださった旧知のジャーナリストの方のご尽力に感謝です…
ありがとうございますぅ!