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〜冬の夜空を焦がす奈良・若草山焼き〜

奈良の風物詩、澄んだ空気で迫力満点の花火、古都の夜空を真っ赤に染める山焼きは早春を告げる伝統行事…

山頂にある古墳の霊を供養するためと芝生の芽生えを促し、美しい風景を楽しむためにも欠かせない江戸時代からの伝統行事だそうだ。

春日大社の境内「飛火野」で大とんどよりご神火をもらい、それを若草山山麓まで運ぶ人たちがいる。

雅楽道楽、僧兵、奈良町奉行所の役人、吉野金峯山寺、法螺貝衆、興福寺、東大寺、春日大社などの出立ちで時代行列が巡行する『聖火行列』を見学した…

春日大社の御神火を運び、水谷神社で松明に点火の様子も厳かに行われた…

この松明の火が若草山焼きの種火となる。

花火の後に聖火行列の松明を山麓中央部に設けた大かがり火に点火!

その後、地元の約300人の消防団員が若草山の枯葉に火を放つと勢いよく燃え広がっていった。

今年は風も弱く、最高のコンディション。

平穏で平和な世の中に戻り、こうした伝統行事を垣間見させていただき、感謝の思いで一杯です

ありがとう!

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