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鰻の旬で美味しい季節は10月頃からなんですよぉ!

夏の「土用の丑の日」には、日本で一番うなぎの需要が高まりますが…


しかし、天然物のうなぎもやはり夏はバテてしまって、味もあっさりしているので
昔は人気がなかったようです。

なので、実は「天然のうなぎ」の一番美味しい季節は10月から11月の初冬にかけて
なんですね。

何故なら、「天然のうなぎ」は冬眠に備えてこの時期に栄養を体中にたっぷりと
備えるからなん
です。

本来うなぎは冬眠する生き物なので、寒くなり水温が下がると冬眠に備えて体に
栄養を蓄えるため、脂がのっておいしくなるのです。

だから、脂がのっておいしい「天然うなぎ」の旬は実は晩秋から初冬にかけてに
あたります。

しかし、これは天然モノだけの話。

今は養殖ものが多いので管理された水温のもとで育てられた「養殖うなぎ」は
一年中安定した品質をキープしていて、夏でも栄養価の高いうなぎが人気を博して
いるので
す。

これが「土用の丑の日」にうなぎを食べると精がつくと言われ、今では日本の
”夏の風物詩”になっています。

 

しかしこれは元々、江戸時代に平賀源内という蘭学者が売れない夏場の
うなぎ屋の窮状を救う
ため「丑の日は『ウ』のつくものを食べると縁起がいい」
と語呂合わせで宣伝したため爆発的に大繁盛したので、

それ以来、夏の「土用の丑の日」には「うなぎを食べる」という習慣が定着した
そうです。
(諸説ありますが)

本来、土用は立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を指しますが、この時期には
季節の変わり目にあたり、体調を崩す時期なので栄養価の高いものを食べて、精を
つくものを食べるという
ことにつながったようです。

そこで、私も先日、少し早めの秋のうなぎを食べに、ビジネスパートナーと一緒に
昨年、開店した銀座SIXで鰻の専門店「伊勢定」さんにこの秋の「鰻」を満喫して
きました。

銀座店しか仕入れない養殖ものですが「伊勢鰻」をいただきました。
それに加えて、秋の旬の食材を堪能してきました。

  
鰻の酢の物にキャビア添え          ウニのあんかけ、鱸の焼き物

  
ふかひれの姿煮               水菓子(わらび餅にフルーツ)

「伊勢定」さんは本店が日本橋にあり、私の前職の職場の近くにありましたので
時々はランチに出かけていくお店で親しみがあります。

昭和21年の創業以来、歴史を刻んで76年、日本橋界隈では老舗と呼ばれるお店が
大旦那を筆頭に幅を利かせ、たくさんの老舗といわれる100年以上、のれんを
あげているお店がたくさん連ねている街です。

100年以上経ってないと「老舗」とは呼ばない、

ということで「伊勢定」さんはまだ老舗の部類ではないのですが、この地で商いを
行い、昨年にはこのコロナ禍でも
銀座にもお店を出されり、おり大いに繁盛されて
いるのだと思います。

  
伊勢定 GINZA SIX店
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 13F
TEL:03-6263-9570

 

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